ハロプロ楽曲大賞

 

今年もこの季節がやってきました。

1位 Wake-up Call ~目覚めるとき~/モーニング娘。'23 3pt

歴代シングルでも最上級のカッコよさ。気が狂いそうになる高速打ち込みと転調はまさに王道で、コンサートの1曲目に最適。

youtu.be

2位 妄想だけならフリーダム/つばきファクトリー 2.5pt

こんな曲がハローに来るとは思ってなかった。一発勝負の飛び道具だけども、たまにはこーゆーのも必要。グループに関係なく。

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3位 ぶっ壊したい/アンジュルム 2pt

これぞアンジュルム。やっぱり、アンジュは丸太や金属バットで相手をぶちのめしに行くスタイルでないと。


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4位 勇気 It's my Life!/つばきファクトリー 1.5pt

坂道系列と間違えるようなさわやかさだけど、随所にハローらしい主張が詰まってる王道ソング。つばきにしか歌えない爽快さに浄化される。


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5位 バンビーナ・バンビーノ/宮本佳林 1pt

ソロアイドル・宮本佳林がいよいよ本領発揮へ。Juice在籍時代からこーゆー曲を待っていたヲタは多いはず。


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MV部門

1位 妄想だけならフリーダム/つばきファクトリー
2位 プライド・ブライト/Juice=Juice
3位 アイノケダモノ/アンジュルム


推しメン部門

河西結心
推しメンというよりも、その年の個人的MVPを決める感覚で選んでます。
たぶん、今最も勢いのあるハロメン

 

ワースト楽曲部門 ※そんな賞ないです

すっごいFEVER!/モーニング娘'23
Happy birthday to Me!/モーニング娘'23
夢さえ描けない夜空には/BEYOOOOONDS

究極のリアリズムで南アフリカ連覇

ラグビーはトライ数ではなくスコアで勝つゲームなんですよ

準々決勝 VSフランス     29-28
準決勝  VSイングランド   16-15
決勝   VSニュージーランド 12-11

決勝トーナメント3試合すべてで1点差勝ちという驚異の勝負強さを発揮して、南アフリカが連覇を成し遂げました。「世界一強いFW」という自分たちのストロングポイントをとことん突き詰めた、究極のリアリズムには恐れ入ります。当然ながら、W杯は勝つことがすべて。これでいいのです。ただ、これをずっと見せられるのは、正直勘弁という気もします。その意味ではオールブラックスに勝ってほしかったです。個人的に、決勝を受けて言いたいことはこれのみです。本当にこれのみ。それだけ、余人の付け入るスキがない究極のラグビーだったんだと思います。本当は準々決勝で負けちゃったフランスやアイルランドの話もしたいんですが、この南アのリアリズムラグビーの前だと何言っても意味ない感じがしちゃうんですよね。キックとセットは正義、でいいんですけど。

ワールドカップは予選プールと決勝トーナメントでまるで違う顔を持ちます。予選プールの楽しさと決勝トーナメントの怖さ。その「楽しい予選プール」で光ったのは、なんといってもポルトガルです。「ミニ・フィジー」の異名までついたという、徹底した接近/展開ラグビーはヨーロッパのラグビーシーンを塗り替えていく可能性を感じさせました。ジョージアと並んで、イタリアの立場を脅かす国が出てきたのはとってもいいことです。来年秋に、ぜひジャパンとやりたいですね。

これで7週間にわたるラグビーワールドカップフランス大会は幕を閉じました。みなさん、お疲れさまでした。やっぱり、ワールドカップは格別ですね。2027年大会はオーストラリアだから、フランスよりもハードル低い。現地行けたらいいなぁ。

思い切ってU23代表創設はどうか 代表人事報道は臭いと思って読んでる

 

W杯見てると、自分が意外にラグビー好きなんだと再認識しますね!

アルゼンチン39-27日本

試合自体は後半15分まではほぼ互角だったのですが、最終的にはこのスコア。
キックとキックを起点とするプレーの正確性において、アルゼンチンは日本を圧倒していました。だったらキックに対抗できるはずのバックスのムーブで勝負するところですが、今大会のジャパンは「なぜか」バックスの戦術の整備が間に合わないまま大会に突入したのは周知のとおりで、最後までアタックで打開することなく敗退となりました。2大会続けてベスト8入りさせてくれるほどW杯は甘くないですね。

敗退の大きな要因は、前段通り、アタックの未整備による手詰まりです。本職のWTBは最後の最後で代表入りしたナイカブラだけで、もともと構想外だったレメキがチームMVP級の働きをしてることからもバックス戦術の未整備は明らかでした。チリ、サモア相手にボーナスポイントが取れてればアルゼンチン戦の「勝つか負けるか」という状況も多少変わっていただけに、アタックに関しては正直、悔いが残ります。それでも、夏の強化試合の時点から見ればこの「あと一歩」は及第点ではあるんですけど、残念ながら今のジャパンは「参加賞」ではもういけないレベル。リアリストのジョセフHCにしたら、やれることを精いっぱいやったというところでしょうし、実際そうなんでしょうけども、それでも、W杯は犬畜生と罵られても勝たないと意味がないわけで。コロナによる世界的な出遅れが選手選考をコンサバティブにした面は評価が難しいところですが、それでも何とかするのが首脳陣の仕事。ここだけは最後まで残念でした。逆にFWはラインアウト以外は文句なし。

さて、今後ですが、強化体制について相当な議論になることは間違いないでしょう。人事とかそんな些末なことではなく、「結局どうしたいのか」がないと、人事もくそもないわけです。今回で15年、19年の貯金を吐き切ったわけで、27年豪州大会(と31年米国大会)に向けては現在19~25歳の選手をどの程度代表に引っ張れるのかが大事だと思います。この世代を引っ張るには、大学とリーグワンの構造にメスを入れる必要があるんですが、ご存じの通り、この世代の体系的な強化は日本協会が最も無視してきた領域です。関東協会の財源である大学ラグビーの構造を変える英断ができるか。もっとも注視したい部分です。試案で言うなら、U20(ジュニア・ジャパン)の活動を恒久化することと、U23(もしくは大学代表)の編成はあってもいいと思います。高校→大学→社会人のパスウェイを崩すのは日本の学制を考えると現実的には難しいので、大学在学中から桜のジャージを着せて代表への帰属意識を高め、強化も体系化できると思うんですが、どうですかね?

さて、些末といいながらもHCの後任人事はやはり気になるわけですが、記事の大半を占めるエディ有力説はどうにも提灯のような気がしてならないのです。というのも、その記事のソースがどれも「土田会長とエディの個人的なつながり」だから。海外のコンサルに委託までして進めてる人事を、会長の「お気持ち一つ」に一任化するってありえます? 日本協会だからありえると思えちゃうのも問題ですが、アリバイ作りのための選考に予算つけるほど協会は余裕ないでしょう。逆にちょっとこれはあるかもと思ったのが、報知の↓の記事。

https://hochi.news/articles/20231008-OHT1T51170.html?page=1

ブラウニーはNZの新首脳陣にも呼ばれていないのと、「まだジャパンでやりたい」の談話が妙に生々しいです。名参謀は名将になれないといいますが、森祇晶は広岡を引き継いで西武の黄金時代を作ったわけで、ブラウニーだってわからない。強化の一本化という意味ではいい選択肢だと思ってます。会長のお友達人事よりはよっぽどいい。

まず当たらないラグビーワールドカップ2023完全予想

【おわび】前回のエントリーで多大なる勘違いによる大ポカをやらかしてました。お詫びして削除し、改めて当エントリーをアップします。

いよいよ始まります。

優勝 フランス

決勝のカード フランスvニュージーランド

3位 アルゼンチン

3位決定戦のカード アルゼンチンvオーストラリア


世界ランク1位のアイルランドを推したい気分なんですが、プールBを1位通過しても、ベスト8の初戦はおそらくプールA2位のオールブラックスオールブラックスはここにきてメンバーがそろった上に、2回続けて同じ相手には負けない。ここで涙を呑むと予想します。そのブラックスは難敵アイルランドを下すと、準決勝の相手はおそらくオーストラリア。これは押し切れるので、決勝に進むと見ます。ブラックスのキーマンはそれぞれが10と15をできる、モウンガ、マッケンジー、ボーデン・バレットの3人(マッケンジー以外はW杯以降は日本でプレーする!)。今のラグビーは10番と15番にプレーメーカーを置くのが主流。ブラックスはここに超ワールドクラスを2枚置けます。強いはずです。

もう一方の山は、フランスv南ア、アルゼンチンvウェールズのベスト8が有力。前回優勝の南アは充実していますが、プールBでアイルランドスコットランドと消耗戦を繰り広げた後なのでダメージは大。開催国で気力も戦術も磨き抜かれたフランスの前に敗れ退るでしょう。優勝候補筆頭のフランスは準決勝で難敵アルゼンチンに競り勝って、優勝ムード満点で決勝に臨むのではないでしょうか。若きスターSOヌタマックの負傷による不在は残念ですが、その才能はほぼ互角のSOジャリベールSHデュポンとの新コンビでMVP級の活躍をすると期待します。

プール戦の注目は、「優勝には絡まないけど、きらりと光るラグビー」をやる国。その筆頭はずばり、ジョージアです。レロスの愛称で知られるジョージアスクラム狂国のイメージが強いですが、今はバックスにも好選手を揃える強豪。特に、SHアプラシゼFBニニアシヴィリは要注目です。そのジョージアとフィジーの対戦は超楽しみ。もちろん、ジョージアが豪州やウェールズに土をつける可能性だって否定できません。

さて、不安だらけの我らがジャパンですが、まずはチリ戦でちゃんと勝つこと。ここがすべて。世代交代失敗と首脳陣入れ替えの効果が全くでない落ち目のイングランドはプール初戦でアルゼンチン相手に星を落とすと読むので(策士のチェイカと所詮はFWコーチ止まりのボースウィックでは格が違う)、ジャパンに付け入るスキはたくさんあります。とにかくチリ、イングランドに連勝すれば3戦目のサモアに照準を合わせられる。プール突破は夢ではないのです。


最後に、どうしても推したい選手を一人紹介させてください。それは、イタリアのFBアンジェ・カプオッツォ。177㎝という日本人でも小柄な部類に入るサイズながら、カウンターからの大きなスワーブで、ぐんぐん加速して相手防御を置いてけぼりにしていくそのラン能力は、贔屓目に見て世界一w これぞファンタジスタ。トライ王も視野に入ると思います(イタリアはフランス、NZと同組だけど、ナミビアウルグアイには楽勝だから)。

さて、ジャパンどうしよう

 

このまま渡欧ですって、奥さん。

フィジー 35-12 日本


トンガ戦の反省もそこそこに、開始早々に(ジョセフHCが最も信頼を寄せている)ラプスカフニが危険なタックルでレッドカード。この時点で試合の趨勢は決まったようなものでしたが、フィジーというアタックだけなら世界ベスト5に入る相手の本気のアタックを受け止めきって14人で35失点なのは決して悪くないことだと思います。超ポジティブに見れば!

試合は勝たないと意味ないわけで、フィジー相手に14人で勝つプランは今のジャパンにはなかったのは残念。さすがに大丈夫か?と思わざるを得ない結果になってしまいました。希望はCTB長田WTBナイカブラくらいか。松島はFB最終試験だったみたいだけど、首脳陣はWTBで使いたいんだろうなぁ・・・。

さて、これでジャパンは33人のW杯スコッドを選んで渡欧するわけですが、メンバー編成はとっても大変だと思います。人が足りなさすぎて。なんでこんなことになってるかというと、ケガ人が多いのはともかくとしても、ここ数年の代表選考があまりにもコンサバティブすぎて、非常事態に対処できる手がない感じがします。LOディアンズCTBフィフィタがこの5試合出てないことはとにかく大きい。初戦がチリなのだけが唯一の救いで、二人は(出られるのであれば)ここにぶつけるしかない。そこを踏まえた当ブログのセレクションは以下の通り。

1 稲垣
2 坂手→堀江
3 具
4 ディアンズ
5 ファカタヴァ
6 コーネルセン
7 福井(リーチ)
8 姫野 ※C
9 流
10 李
11 ナイカブラ(マシレワ)
12 中村(フィフィタ)
13 ライリー
14 長田
15 松島

長田はWTB14でいい。CTBにタックルとディフェンスできる選手を置かないといけないから。代表発表は8月15日。さて、どうなる?

トライ欠乏症をどうにかしろ

W杯を控えて緊張感が高まって・・・きた?

 

日本22-24サモア

 

なんでサモアに負けないといかんのじゃと思うのだが、どうにもこうにも、トライが取れないのが終始謎。アタックの整備を全くやってないのか?と思うほどにアタックの流れが悪いというか見えない。サモアのディフェンスは全然大したことなかったのに・・・。ラックも勝ててる、ボールもおおむね早く出てる、にもかかわらず、外のバックスに回るといつの間にかスペースがなくなってるケースが目立つ。

WTBが手薄なのは前々から指摘されてはいたけど、フィフィタ(本職はCTB)、木田といった期待された選手が全然出てないのも計算外だろう。松島はやっぱり本職はFBだけど、FBにはヤマナーカというご本尊が鎮座されており、首脳陣はここを動かすつもりはないよう。うーん・・・。スコアができないのは能力や走力だけの問題ではないけれど、きちんとした形を見たいものです。次のトンガ戦は楽に勝ってくれ。

収穫は若いキャップホルダーが増えたこと。福井長田は合格でしょう。長田はそれこそ、13番か14番のスタメンで使ってみたい。

※追記。

アマト・ファカタヴァジョネ・ナイカブラも初キャップだそうです。

いい選手多いぞ、U20

朝起きられなくてテレビ観戦となりました。

 

U20日本代表強化試合

U20日本代表 52-46 NZU(ニュージーランド学生代表)

 

NZUの位置づけがいまいち不明なのですが、要はジュニア・ブラックスから漏れた選手たちということだと思うんですが、それでもかなりの強豪。これも、先日、日本協会とNZ協会が結んだ提携のおかげでしょうか。岩渕専務理事の外交力は評価されていいと思います。

さて、肝心のゲームはというと、NZUが明らかなコンバインドチームのせいもあってか、やや大味。連携の部分での成熟度は合宿と遠征を重ねてきた日本が上で、特に後半に入ってからはスクラムを中心とした戦術に切り替えてアタックで競り勝ちました。6月の本大会でもこーゆー戦い方で渡り合えるのかなと期待を抱かせる内容になりました。

高校以来、あまり見ていない選手が多い中、WTB14の御池(東海大仰星立命大)、FL小林(京都成章関学大)、NO.8宮下(報徳学園→法政大)、WTB矢崎(桐蔭学園早大)の動きが目立っていました。僕のお気に入りは御池と小林。御池は足を掻くスロットル型のWTBで短い距離のランに切れ味がある。小林(と宮下)は下の仕事ができる上に、アタックの際のサポートランをサボらない。いずれもいかに、高校時代にいい指導を受けていたかがよくわかります。この秋は関西学生リーグもカバーしないといけませんかね。