限界を感じるレヴズのラグビー

今週もそれなりに面白い試合が多くてよかったですね。

東京S 18-7 BR東京
横浜 59-48 BL東京
埼玉 42-6 花園
豊田 21-18 東葛
東京ベイ 60-22 相模原
神戸 32-29 静岡

byeウィーク明けの第8節はあからさまな大差のゲームが少なく、どの試合もそれなりに見ごたえがありました。
中でも、19日開催の神戸v静岡は両チームのFWが地味に働くおかげで面白い展開になりましたが、後半に突き放しきれなかった静岡がミスの連発で神戸に勝ちを献上してしまう、実にもったいないゲームでした。神戸はここを落としたら4強入りがほぼ難しくなる展開だったので、ほっとしたことでしょう。

一方の静岡は、独特のリクルート路線とスクラムを中心にした効率的な戦術で勝ち星を重ねてきた、他に類を見ないカラーを維持し続けている素晴らしいクラブです。しかしながら、清宮氏が築いてきた戦術の路線が終焉に差し掛かっているといいますか、各クラブが大物外国人を補強するようになった今ではここから上に行く、ブレイクスルーの絵図が描けないと思うのです。それでもDiv1レベルは維持できていて下位には勝てちゃうので、この路線は間違ってはいないのですけど、一時のサニックスのようなガラパゴス化への懸念を感じます。
外野の意見としては、監督(HC)はここで一気に外国人にした方がいいと思います。それも、日本のラグビー文化を理解/精通してる人に。せっかくプロクラブ化したのだから、そのくらい思い切ったことをした方が面白いと思うのですが。