「アイドル戦国時代」と銘打った「MUSIC JAPAN」を見ました。

AKB、モーニング、スマ、ももクロなどなど、

各自がそれぞれの個性を発揮したいい番組だったと思います。

願わくば完全版が見たいですね。以下、個別評と総評です。

ももいろクローバー

楽曲とダンス、衣装などトータルでは一番目立ってたかも。

曲もいいし、ローティーン特有のエロスがいいけど、口パクなのが残念。

生歌ならという条件付きでコンサート行きたい。

スマイレージ

曲、ルックス、ダンスはすべて及第点。

ややもすればデメリットになりかねない「ハロプロっぽさ」を

全面に出してきたのはブレのなさという点では正解だが、

あとはそれとどう付き合うか。ツイッターもいいけど本業もね。

東京女子流

意外とエイベックスっぽさがなかったのは好印象。

しかし、その分売りが見えない。

悪ガキっぽさではももクロ、スマの圧勝で曲で勝負できないと苦しいかも。

モーニング娘。

ステージング含めた完成度ではダントツだったが、

相手がこのメンバーではそんなの当然で、

そもそもこの番組に一緒に出る必要があったのか?

結局、アイドルなのかアーティストなのかメンバーもヲタも誰もわからない。

敵はAKBじゃなくて、

パフュームとかこの日Vで紹介された韓国の人たちだと思う。

・バニラビーンズ

なんでこの番組に出てるのか誰もわかってない異物感が素晴らしかったが、

どこに向かってるのか不明。Wink

・アイドリング!

初期メンがいなくなってすっかり分からなくなってしまった。

曲も悪くないけど、大幅に何かを変えないとAKBに勝てないと思う。

衣装も似ていて没個性を感じてしまった。もったいない。

・AKB48

世間一般がイメージする「アイドル」像を

愚直に追及する姿勢は時代にマッチしているが、

結局美味しいのは一部の中心メンバーというやり方をどこかで変えないと

ハロプロの二の舞だと思う。

総選挙で前田に肉薄する若手よ出て来い!

曲は凡庸だが、アイドルはこれでいいという開き直りが強い。

・総評

完成度:モーニング娘。

楽曲:ももいろクローバー

ルックス:AKB48

きらめき:AKB48

フレッシュ:ももいろクローバー

エロ:スマイレージ

ということで、今回の番組に限ればももいろクローバーが一番良かったかも。

スマイレージは完全にガチのライバルとしてどう向き合うか見ものです。

モーニングは1人でいいからローティーンの新メンバーがほしい。

AKBは創世記のメンバーを脅かす若手がエースに君臨すれば王朝が築けるが、

果たしてそれはいつなのかがポイント。