ヒューマントラストシネま有楽町で『探偵はBARにいる』(橋本一)を鑑賞。

ススキノのバーを事務所代わりに使う探偵の俺(大泉洋)が

助手で北大生の高田(松田龍平)とともに事件解決に挑む

サスペンス風味の物語。

テレビドラマ『相棒』の演出で鍛えられた橋本一を筆頭に

『相棒』のチームが製作しただけあって、手堅い作品にはなっている。

ただ、テレビドラマと映画の違いがまだわかっていないようで、

どうにも饒舌すぎるきらいがある。

上映時間も125分とこの手の映画にしては長すぎで、

俺がプロデューサーならもう10分は切りたい。

右翼団体の道場での乱闘シーンや、

探偵とヤクザ(松重豊)が出会うラーメン横丁から

サウナ→ジンギスカンのシーンも余計。

もうちょっと洗練されたらB級感あふれる

いいプログラム・ピクチャーになるのだが。

大泉洋松田龍平はいいキャスト。特に大泉。

あと、喫茶店のブスも大好きだ。

原作は東直己の「ススキノ探偵」シリーズ。

これ、2作までしか読んでないけどこっちも面白いですよ。

途中で探偵に中学教師の彼女ができたりで、

映画第2弾ではこっちのキャストも気になるところ。

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)