ドラフトは当日になって急に冷めたというか面白くなくなったというか。

アマ野球大好き人間が各球団を点数付けすると、

横浜:60点。大石はずして須田が1位とか意味不明。荒波もいまさら3位で指名しなくたってどこも指名しないよ。

楽天:80点。塩見は入札でもよかったくらい使える投手。下位で将来の中軸候補を指名したあたりに好感が持てる。

広島:70点。福井の使命は絶対条件。左腕3人はいずれも地雷候補でもあるので真の評価は2年後だろう。

オリックス:40点。1位指名でことごく外れた時点で終わりなんだけど、どう考えても3位クラスの後藤が1位のとは…。2位の三ツ俣も家賃が高いぞ。

ヤクルト:30点。斎藤も塩見も持っていかれてこちらもいいとこ3位の山田が1位という情けなさ。西田と又野だけが楽しみ。

日本ハム:80点。さて、斎藤をどうするか。一度フォームをゼロから直す必要があるので春のキャンプが楽しみ。

巨人:90点。情報戦を制して意中の澤村を見事一本釣り。投手4人で打ち止めは意外だが、あとは育成に回すあたりにこだわりを感じる。

ロッテ:90点。伊志嶺加入で鉄壁の外野が完成。また西岡が抜けても10年は1番打者には困らないで済むので、斎藤外してもOK。捕手の小池も開幕1軍候補。

阪神:80点。さすがに投手を厚めに指名してきてようやく編成が落ち着いてきたか。榎田は阪神ファンには地味かもしれないが実戦的で使える投手。

西武:95点。大石取れただけで満足だが、中継ぎに左の主軸候補と補強ポイントがはっきり見えてる点はさすが。ただし、林崎は余計。はっきり言っていらない。

中日:80点。大野さえ取れれば打ち切ってもよかったくらいの潔さ。余裕を見せて地元に配慮した感じ。

ソフトバンク:20点。斎藤外したのはいいとして、地元の星・榎下を回避した理由が不明。山下は2位で充分いけたのに。下位はパワー型高校生と分かりやすいが。

豊作とは名ばかり、斎藤、大野、沢村、大石に振り回された球団と

地道に我が道を貫いた球団の格差がはっきり出たドラフトですなぁ。

G党としては沢村もいいけど、故障さえなければ大野に行ってほしかった。

来年は菅野(150?右腕、東海大、原監督の甥)がほぼ巨人で確定なので、

藤岡(東洋)、野村(明治)、伊藤(慶応)が争奪戦になるだろう。

特に藤岡は素晴らしいので、必見。