- 作者: 水城せとな
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/10
- メディア: コミック
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ケーキ屋の跡取り息子でチョコ作りの才能がスバ抜けている爽太。
自分をフって結婚してしまった年上の彼女・サエコをもう一度振り返らせようと
念願の自分の店をオープンさせる。
足しげく店に通うサエコを爽太は振り向かせることができるのか?
導入部だった1巻に比べて大きく話が動いた。
年上のライバル、サエコとの亀裂、別の女性の登場に加え、
店と爽太をさせる薫子とオリヴィエ、妹のまつりにもドラマが生まれ始めていてすごくいい感じ。
チョコレートが題材だけに「甘いけど少し苦い恋愛」なんてありふれたフレーズが出てきちゃうけど、
本当にそーゆーマンガ。
この作者はBLでも有名らしいんだけど、BL描いてる人は心の機微を描くのが男よりうまいと思う。
よしながふみもそう。人と人の距離感のもどかしい具合がリアルなのだ。
これは推測だけど、BLはやはり恋愛における茨の道だからだろうか?
とにかく、男性が読んだ方が絶対面白い。