マークスの山〈上〉 (新潮文庫)

マークスの山〈上〉 (新潮文庫)

マークスの山〈下〉 (新潮文庫)

マークスの山〈下〉 (新潮文庫)

これにて全バージョン制覇w ホシを追い続ける中で「MARKS」の異様な過去が浮かび上がり、

過去におののく卑怯者どもが慌てふためき、その異様さに我ら読者が取り残されても、合田と七係だけはホシのことしか頭にない。

執念という一言では済まされない凄まじさ。何べん読んでも同じ感想しか出てこないのに、いつ読んでも興奮する。

それにしても、初めての冬山登山に青息吐息の森を下から関西弁で叱咤する合田よ・・・。

大好きなシーン。あんたの人間臭さだけが救いだ。