トンガ31−18日本

言い訳が出来ない完敗。

「2011年大会で2勝」というJKの公約は実現できなかったわけですが、

やるべきことをやらずに負けたのは悔いが残ります。

いや、悔いが残る、なんて簡単には言えないくらいの敗戦でした。

とにかく、自分たちの強み(俊敏でテンポのいいラグビー)が

全く出せていないのが残念です。光るプレーもあるのに続かない。

戦術的には、判断を任されて、プレースキックを蹴るSOが

目を覆いたくなるような不調で、

PGもコンヴァージョンも外したうえに、

無意味なパントであっさりボールを渡してしまう。

これでは点は取れません。

また、これはここまで3戦共通の感想ですが、

ある程度やれるのではと予想していたFW1列が

全く歯が立たなかったことも大きい。

本職のFB不在もじわじわ効いています。

逆に、FW第3列、SH、TB陣(13番以外)は劣っていない。

JKは確かに日本代表のレベルの底上げは出来ました。

しかし、肝心の所で、1〜2ピース足りなかった。

それがなんなのかはカナダ戦を待ってから判断したいですが、

カナダ戦だけは何が何でも勝たないといけない。それだけです。