元日本代表WTBで現在はイタリアのチームに所属する四宮が自身のブログで

日本代表に外国籍選手が多いことを批判し、ツイッター上で激論になっている。

ラグビーは国籍よりも居住地、所属協会を優先できるスポーツで、

代表に選ばれたことが無ければ、3年居住で違う国の代表になることもできる。

ジョン・カーワンHCは6〜7人の外国籍選手を起用し、しばしば批判を浴びてきた。

もちろん、15人全員が外国籍なら問題だけど、6人くらいまでならOKだと個人的には思っている。

さらに言えば、今日本代表の外国籍選手は日本でラグビーを学んだ選手も多い。

FLのマイケル・リーチ(東芝)はフィジー系NZ人。

札幌山の手高校に留学し、すし屋の2階に下宿しながら

ラグビーと日本語を学んで東海大に進学し、代表になった。

NO.8のホラニ龍はトンガから埼玉の高校に留学し、

ここで初めてラグビーボールに触れた。

7人制代表のシオネ・テアウパは大東文化大に留学し、

今は山梨で学校の先生をしながら2部のチームで活躍している。

CTBライアン・ニコラスはもう8年近く日本に住んで帰化申請中だ。

彼らは日本が好きで、日本の文化とラグビーに溶け込んで代表になっている。

経済的な条件(日本のサラリーはNZより全然上)もあるが、

彼らは母国で代表になれるにもかかわらず日の丸を選んだ。

そんな彼らを批判することが誰に出来るだろうか?