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バッド・モンキーズ

精神科医に独白を始める一人の女。

女は数々の殺人を犯した罪で逮捕されたが、なんと自分はある組織の一員で、

幼児性愛者や爆弾魔といった法ではさばけない悪人を正義の名のもとに殺してきたという。

組織の名は「バッド・モンキーズ」。彼女の話は嘘か真か…。

アメコミがそのまま小説になったようなアクションエンターテインメントだけど、

さすがに終盤は荒っぽかった。一人称や場面転換を駆使した構成は面白いんだけどあくまでそれだけ。

もうひとひねりあってもよかった。

映画「アンブレイカブル」（ナイト・シャマラン）と

「ナチュラル・ボーン・キラーズ」（オリヴァー・ストーン）がミックスされた感じ。