幕末魔法士―Mage Revolution (電撃文庫)

幕末魔法士―Mage Revolution (電撃文庫)

電撃大賞受賞作。

緒方洪庵のもとで魔法を学ぶ少年武士(実は少女)が

松江藩で魔法書の翻訳に関わる中、恐るべき陰謀が進行していて、

シーボルトの孫という剣士と一緒に解決していくという物語。

筋立て、キャラ立ちともに隙がなく、なるほど大賞受賞作だなと思わせるが、それだけ。

手堅すぎて展開がほとんど読めてしまったのは残念。もうすこしキャラがはねればいいんだろうけど。

筆者の生真面目さを存分に感じました。