- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/29
- メディア: 単行本
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読んでないんだけど、こんな本は読むに値しないと思うのであえて書きます。
表紙見たとき、森見登美彦の「夜は短し恋せよ乙女」の続編が出たのかと思ってすぐに手に取りました。
でも良く見ると、石田衣良の新刊で唖然としたんですね。
だって、表紙にイラストもデザインもフォントもほぼ「夜短し…」と同じなんですよ。
おそらく装丁家も同一人物でしょう。
もちろん、今の純文学だってマーケティングをやらないと生き残れない時代で、
森見のファン層と石田のファン層が近く、今をときめく森見のファンを取り込みたい事情は良くわかります。
だからといってこれはないでしょう。
編集者や営業の見識を疑います。節操が無いにもほどがある。
本好きの端くれとして読んでもないのにディスるのはどうかと思いましたが、
すごーく安易な発想に基づいて作られている気がするので、
「バカにすんじゃねーよ」という意味でディスらせていただきました。