勝利に勝るファンサービスはない

第15節になって、全勝全敗がついに消えました!

BL東京 52-19 相模原
花園 34-33 神戸
東京S 11-9 横浜
静岡 44-25 埼玉
豊田 34-36 BR東京
東京ベイ 59-17 東葛

この15節はいろんなことがありすぎました・・・。まさか、ブログを再開してこんなにリーグワンで書くことがある日がこようとはw

なので、日付順で行きます。やはり、花園初勝利おめでとう!ですね。後出しジャンケンみたいで気が引けるのですが、メンバー発表を見て「これは花園あるな」と思ってました。LOワクァトゥーリスCTBフィフィタが復帰して、CTB金沢WTBセフォの新戦力が光ってる今の花園はシーズン序盤/中盤のどん底のころとは別のチームだし、ディフェンスの向上に加え、意外に強いスクラムやサインプレーの精度など、上向き要素満載。そこに来て、相手は落ち目の神戸なので、勝つ条件は整っていたと思います。先般公開されたチームの公式動画でSHゲニアが「これがラグビーだ!」と叫んでますが、私も同感です。これがラグビーですよ。

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こうなると最終戦の行方が気になりますが、東葛相手に勝ち点5をとれば大逆転で最下位脱出です。しかも舞台はホストスタジアムの〝聖地〟花園。目が離せません!(しかし、JSPORTSでの中継がないのです。オンデマンドで見ましょう)

もう一つの事件は、もちろん埼玉の初黒星です。チーム事情からFW8人を入れ替えたところに、FWの負担が大きな悪天候。しかも相手はこーゆーシチュエーションに強い静岡。こちらも条件はそろってましたね。途中までは接戦だったんですが、いつもなら埼玉に入るボールが全然入らずに静岡が常に先手を打つ展開。静岡はクワッガ・スミスサム・グリーン不在なんですよ。それでこのジャイアントキリングは立派としかいようがありません。スクラムとディフェンスとフィットネスで勝ち切るのは、日本のラグビーにとってもよかったと思います。花園に続いて、これがラグビーですよ。

埼玉はこれで全勝のプレッシャーから解放されてよかったと思います。変な言い方ですが、いい負け時だったということでしょう。それに、2シーズン続けて全勝優勝を許しては、ほかの11チームはあまりに情けなさすぎる。リーグワン、格差は依然としてありますが、こんな番狂わせがあるならやっぱり面白いということです。

さて、Div2にも言及を。
順位決定戦は三重が愛知を振り切って、愛知の3位が確定し、入替戦は相模原とのマッチアップになりました。これ、思った以上に差はないと思います。激戦を期待します。残る浦安v三重はまあ、浦安かな。でも、ここでひっくり返ると入替戦のカードが変わるのでちょっとだけ期待。